蟻地獄
こんにちは。mangayomuzouです。
今日の漫画はこれ!
原作はインパルスの板倉俊之さん、作画は武村勇治さんの蟻地獄です。
全4巻で日本文芸社から発行されています。
4巻と短いのですが、とても読みごたえがあり充実した作品です。
板倉さんの小説のコミカライズで、そちらもいずれ読みたいと思いました。
さてこの物語を簡潔に説明すると、2人のワルガキが本物の悪に翻弄される話です。
主人公の二村考次郎は定職に就かず、ギャンブルで生計を立てていました。
二村は友の大塚修平と共にパチンコで儲けた金56万3千円を持って、ある場所へと向かいました。
その場所とはいわゆる裏カジノ。
ここでイカサマをして大金をせしめるために・・・
パチンコ屋で知り合った杉田を金で釣り、念入りに情報をあつめ、練習に練習を重ねた二村は自信満々でイカサマを行います。
見事イカサマに成功し、金の支払いのため別室へと呼ばれた二村をまっていたのは
地獄への幕開けでした。
杉田が密告しためばれてしまったのです。杉田はそれにより店側から金を得ていたのでした。
ぼこぼこにされる二村と修平。自分たちのようなワルではなく、相手は本物の”悪”でした。
修平を人質に取られた二村は5日後までに300万を用意することに。
でなければ大切な親友が闇に葬られてしまう。
当然そんな大金もない二村はどうやって金を用意するのか。
修平を救い出すことはできるのか。
いい映画を見たあとのような充実感ぜひ味わってください。
(4巻なので読む時間的にも映画1本分ほどです。)
ストーリー ★★★★★★★★★☆
画力 ★★★★★★★★☆☆
キャラクター ★★★★★★★☆☆☆
お色気 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(あくまで僕の主観です。)