リィンカーネーションの花弁
こんにちは。mangayomuzouです。
今日はこの漫画です。
以前紹介した素足のメテオライトの作者、小西幹久さんの最新作
リィンカーネーションの花弁です。
既刊6巻でマッグガーデンから発行されています。
前世の才能を呼び覚まして戦う異能力系バトル漫画です。
主人公の扇寺東耶(せんじとうや)は天才の兄に比べられさげすまれていた過去を持ち、兄を超える才能を探すため多種多様の分野で努力してきました。
しかしどの分野にも自分をはるかにしのぐ本物の天才がおり、その現実に悲観していました。
しかし彼はあきらめず、現在は勉学に勤しんでいます。
東耶が通う高校にも本物の天才がいます。
剣道の天才、灰都(はいと)=ルオ=ブフェット。
彼女は特待生として剣道部に招かれたものの、入学してすぐ剣道部をつぶしてしまいました。対峙した相手の心を折るほどに強すぎたために。
満月の夜ー
東耶は塾の帰り、気分転換のためいつもとは違う道を通っていました。
そこで殺人を目撃してしまいます。
首から花びらのようなものが舞う殺人鬼を前にして、東耶は立ち尽くしていました。
殺人の才能に魅せられていたのです。
そこへ灰都がやってきました。彼女はこの殺人鬼と知り合いのようでした。
才能に従っている、才能を引き出していただいた。東耶にはわけのわからない言葉が飛び交う中、突如殺人鬼が襲い掛かってきます。
人間離れした動きで襲い来る敵、それを難なく東耶を抱えて避ける灰都。
そして彼女は語りかけてきました。
花弁は才能を前世から引っり出した証と。
そう言うと彼女はナイフのようなものを取り出して自らの首を掻き切りました。
倒れる灰都。あふれだす血、ではなく花弁。
2人に気付いた殺人鬼が襲い掛かかってきたその時、彼女は覚醒し敵を薙ぎ払います。
引き出したのです。前世の才能を、宮本武蔵の才能を。
殺人鬼もまたアルバート=フィッシュというアメリカの殺人鬼の才能を引き出していました。
輪廻の枝がもたらす才能はあくまで自分の前世の物。それが偉人の才能なのか、罪人の才能なのかはわかりません。
引き出した才能が人類の益なら保護、害なら排除。それが灰都の属する組織
偉人の杜の使命でした。
偉人の杜のメンバーノイマンの力も借り、フィッシュの撃退に成功した2人。
東耶は灰都に連れられ偉人の杜のメンバーに会います。
いずれも偉人たちの才能を引き出した廻り者です。
廻り者になる方法は1つ、輪廻の枝で首を掻ききること。
一見自殺行為なその方法に恐怖する東耶ですが、心から才能を欲する彼に迷いはありませんでした。
彼が得る才能は偉人か、罪人か。
様々な偉人罪人が織りなす異能バトル、いま最もつづきが気になる漫画です。
あ、もちろん女の子も可愛いです。
ストーリー ★★★★★★★★☆☆
画力 ★★★★★★★★☆☆
キャラクター ★★★★★★★★★☆
お色気 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(あくまで僕の主観です。)
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