群青戦記
こんにちは。mangayouzouです。
今回は最近第一部が完結しましたこちらの作品です。
群青戦記グンジョーセンキです。
笠原真樹さん作、全17巻です。ヤングジャンプにて連載されていました。
この漫画はスポーツ強豪校の生徒たちが校舎ごと戦国時代にタイムスリップし、歴史の渦に巻き込まれていくお話です。
星徳高校、
滋賀県にあるスポーツ強豪校です。
そこに在籍する弓道部2年西野蒼。かなりの歴史オタクです。さえない学園生活を送っていた彼ですが、ある出来事をきっかけに環境は一変します。
放課後、突如赤い雨が降り出します。
虫たちが騒ぎ出し、霧が立ち込めます。後者にただならぬ気配を感じた西野は教室に引き返します。
そこには足軽らしき人物が。
騒ぎを聞きつけやってきた教師を殺害し、西野とその同級生松本と瀬野を牽制します。
松本の機転でその場を脱しますが、彼らを殺さんとして追いかけてきます。偶然捜査に来ていた警察や、教師、ほかの生徒らの助けもあり、足軽を撃退することに成功します。
状況を全く理解できない西野らに追い打ちを与えるのには十分な景色が校舎の外には広がっていました。
足軽らが現れたのは教室の中だけではありません。校庭にも現れ、生徒たちを蹂躙していました。
蜂須賀小六郎。
兵達のうちの一人が名乗ったその名前に聞き覚えがある西野。
蜂須賀は秀吉の家臣です。
西野達星徳高校の面々は戦国時代に来てしまったのでした。
蜂須賀らが去った次の日。
西野達は偵察に出かけます。百姓らに襲われ、改めて戦国時代に来てしまったことを実感します。
悲劇は連鎖します。
校舎に戻った西野らを待ち受けていたのは秀吉による侵略でした。
秀吉は信長の命を受け、校舎を落としに来たのでした。
秀吉は歴史の教科書と脅した生徒を使い、ここが先の世界と知ります。自分の存在を知る西野にも興味をしめし、捕えようと襲い掛かってきます。
全国トップクラスの運動神経を誇る生徒たちですが、相手は戦国の武将。抵抗は出来ても撃退は出来ません。
日が暮れ一時撤退する秀吉軍ですが、その際西野の幼馴染瀬野を連れ去ります。
西野達は瀬野を助けるため武将たちに戦いを挑むのでした。
西野のオタク知識が存分に発揮されるこの世界で、歴史に立ち向かっていく高校生たちの戦いを是非ご覧ください。
残念ながら連載が終わってしまったこの作品ですが、第二部の連載を心待ちにしております。
ストーリー ★★★★★★★★☆☆
画力 ★★★★★★★★☆☆
キャラクター ★★★★★★★★☆☆
蒼の成長 ★★★★★★★★★★
(あくまで僕の主観です。)