ゴブリンスレイヤー
こんにちは。mangayomuzouです。
今回はゴブリン退治にすべてを懸ける男の物語です。
蝸牛くもさん原作、黒瀬浩介さん作画のゴブリンスレイヤーです。
月刊ビッグガンガンにて連載中、既刊3巻です。
もとはインターネット上で公開されていたAA作品で、そこから小説化、さらには小説発売前にコミカライズも決定したという異例の作品です。
物語の舞台は西洋RPG風世界。
冒険者たちはギルドに登録し、依頼をこなし生活しています。
そのギルドにまた一人新たな冒険者が。
職業は神官。奇跡を起こすことができます。
冒険者には階級が存在し、それを目安に依頼を引き受けます。
神官は当然最下級の白磁からのスタートです。
晴れて新人冒険者となった神官は、ゴブリン退治に行くというパーティに誘われます。
彼らはみな白磁階級でしたが、腕に自信があるようでした。
ゴブリンは群れで人を襲う魔物。単体では人の子供程度の力しかありません。
正義感にあふれる彼らの誘いを断る理由もなく、神官はゴブリン退治に向かいます。
しかしそれは間違いでした。
ゴブリンたちの策に嵌り、仲間は殺され、凌辱されてしまいます。
なすすべなくなぶり殺しにされそうな神官を救ったのは安物の鎧を身にまとった男でした。
そう名乗った彼の胸元には銀等級の証が。
彼は容赦なくゴブリンどもを殺していきます。もちろん子供たちも。
狂気すら感じるその男を目の当たりにし、自分の信じてきた神の教えに疑問を抱く神官。その答えを見つけるためにもゴブリンスレイヤーについていくことを決めました。
それは最弱といわれるゴブリンだけを狩り続け、最強と謳われる銀等級と認められた男。
いわゆる雑魚のゴブリンのみを退治する彼の実力を疑う者も少なくありません。
確かに彼は最強の戦士というわけではありません。しかし事ゴブリンにだけ関して言えば彼は最強というほかありません。
彼をそうさせたは姉の死でした。
彼の村はゴブリンに襲われ、目の前で姉が犯され、殺されてしまいました。
彼は物陰に隠れて怯えて見ていることしかできませんでした。
彼の復讐が始まりました。ゴブリンについて調べ上げ、腕を鍛えて殺し、殺し、殺して、新たな戦い方や武器を試して殺し、殺した先に待っているのは平穏な日々ではありません。
彼は常に一人で行動して来ました。しかし神官との出会いで彼の日常も変化していきます。
彼の復讐劇の果てにあるものとはいったい何なのか。復讐の呪縛から解き放たれるこができるのか。今後の展開に注目です。
ストーリー ★★★★★★★★☆☆
画力 ★★★★★★★★★☆
キャラクター ★★★★★★★★☆☆
不器用度 ★★★★★★★★★★
(あくまで僕の主観です。)