サツリクルート
こんにちは。mangayomuzouです。
今回は世にも珍しい就活漫画です。
MITAさん原作、吉宗さん作画のサツリクルートです。
裏サンデーにて連載、全7巻です。
就活生たちが悪魔から特殊能力を授かり、その力をつかって内定を勝ち取るという一風変わったストーリーです。内定をとれなかった場合死んでしまうというデスゲーム要素も取り入れています。
物語の舞台は大恐慌によって国家が力を失い、国家に代わって4つの財閥がすべてを仕切ることになった世界です。
存在する企業の9割は4大財閥の傘下という異常事態で、それに異を唱える者は処罰されてしまうというとんでも世界です。
主人公は4大財閥の一つ蓼丸財閥の御曹司、蓼丸カズヤ(たでまる)、大学生。
跡取りとして幼いころから英才教育を受けており、頭の回転が速く、洞察力に優れる。
傲慢な性格で、利用されるのを何よりも嫌う。その一方で成果を出したものは報酬を受けるのが当然として、自分の役に立った者への評価は惜しまない。
カズヤは自分の能力に自信があり、大学卒業後は蓼丸財閥で遺憾なく力を発揮する予定でしたが、派閥争いにより蓼丸財閥は崩壊、周りからのカズヤを見る目も変わってしまいます。
権力を失ったカズヤは一から就活を始めることになりました。そんな彼に悪魔の誘惑が。
悪魔の名はアガリ。アガリはカズヤに能力を授け、就活を手助けしようとします。代償は命。面接で不合格になった場合、必ず死が訪れます。
利用されるのが嫌いなカズヤはこの誘いを一度は断りますが、身内に裏切られ利用されたと知り、この申し出を受け入れます。
また自分が支配者になるために。
カズヤが手に入れた能力は消去(デリート)。
自分、もしくは他人が発した言葉をなかったことにし、それに関する記憶も完全に消去する能力です。この力を巧みに使用し、内定を勝ち取っていきます。
だがそううまくはいきません。
悪魔の力を受け取ったのはもちろんカズヤだけではありません。
強力な能力を持つライバルたちを蹴落とし、内定を、そして命を勝ち取ことができるのか。悪魔たちの目的にも注目です。
就活には役に立ちそうで、役に立たず、実は役に立つかもしれない漫画です。
ストーリー ★★★★★★★☆☆☆
画力 ★★★★★★★★★☆
キャラクター ★★★★★★★★★☆
食へのこだわり ★★★★★★★★★★
(あくまで僕の主観です。)