凍牌
こんにちは。mangayomuzouです。
今回は僕の好きな麻雀漫画です。
全12巻、続編の人柱編が全16巻です。
また最終章としてミナゴロシ編がヤングチャンピオンにて連載中です。
本格麻雀漫画でありながら近代麻雀ではなく、ヤングチャンピオン連載という珍しい作品です。
主人公、圭(けい)特に目立たない高校1年生。
しかしそれは表の顔。彼は夜な夜な高レート麻雀に顔をだし、氷のKとして恐れられていました。
Kは抜群の記憶力と冷静な状況判断能力を武器に次々と勝ち、大金を手に入れていました。
Kは一人の少女と暮らしていました。その少女の名前はアミナ。
彼女は奴隷でした。
Kは以前ネット麻雀で知り合った男とテンピン(1点0.1円)の勝負をするため男のマンションを訪れました。
そこは人身売買を営み、裏ビデをを販売する闇組織のアジトでした。
しかもレートは1点0.1円ではなく、その150倍の1点15円。
日本円ではなく香港ドルの計算でした。
携帯も取り上げられ、あろうことかタガロク語で堂々とイカサマを行う外道共でした。
しかしKは彼らの会話をMP3プレイヤーで録音し、断片的ではありますがトイレで覚えてしまいました。
その後も彼らはKにイカサマを仕掛けますが、ことごとくKに破られてしまいます。
追い詰められた彼らはついに暴力に訴えかけます。
そこに現れたのは裏の人間、彼らの上、関でした。
関はイカサマの男を銃で撃ち、勝負を続行させます。
失血で意識がもうろうとする男を容赦なく叩き潰すK。
結局Kは240万もの勝ち金を手にしました。
一刻も早くこの場を立ち去りたいKはとっさにお金ではなく奴隷にされていたアミナにてを差し伸べます。
アミナがほしい、と。
かくして二人は一緒に生活することになりました。
Kはスリルを求め、協力なライバルたちと戦っていきます。
その中で特に強いのが堂嶋。
強運と場の流れを読む力、そしてそれを引き寄せる力に長ける強者です。
彼は何度もKと対峙し、死闘を繰り広げます。
ちなみに堂嶋という名前は偽名で、本名は不明です。
やがてKはヤクザの代打ちとなり裏の世界で暗躍していきます。
勝てば大金、負ければ死の世界でまだ見ぬ強者を求め、戦い続けます。
けっこう雰囲気は暗く、人もバンバン死んでいくバイオレンスな作品です。
人柱編に入るとバイオレンスさはさらに増します。ミナゴロシ編ではどんな血みどろの戦いを見せてくれるのでしょうか。
また先ほど紹介した堂嶋が主人公のスピンオフ漫画、ライオンが近代麻雀にて連載されていました。
牌王伝説ライオン 全4巻
牌王血戦ライオン 全5巻
こちらもあわせてどうぞ。
ストーリー ★★★★★★★★★☆
画力 ★★★★★★☆☆☆☆
キャラクター ★★★★★★★★★★
死闘 ★★★★★★★★★★
(あくまで僕の主観です。)