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ダブルアーツ

こんにちは。mangayomuzouです。

今回はニセコイで大ヒットした古味直志さん、連載デビュー作のこちらです。

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ダブルアーツです。週刊少年ジャンプにて連載しておりましたが、残念ながら3巻で打ち切りとなってしまいました。

 

ぜひともリメイク、再連載していただきたい作品のひとつです。

 

表紙をご覧いただければお気づきかと思いますが、黄色紙の少年と青髪の少女が手をつないでいます。

これは単に仲良しというわけではなく、そうしていないと少女が死んでしまうからなのです。

 

トロイ

感染すると体中に毒が広まりいずれは発作を起こし、死に至る。

肌と肌が触れ合うだけで感染するその病は過去700年で10億もの犠牲者を出したとされる。

 

特効薬はなく、いちど発作を起こせば助からない。

 

感染者を治療できるのはトロイに対して高い耐性を持つ者”シスター”

青髪の少女エルレインはシスターの一員である。

シスターは感染者に触れ、その毒を自らの体に移すことで治療を行う。

つまりシスターはもれなくトロイ感染者なのだ。

 

いくら耐性が高いとはいえ、感染していることに変わりはなく、いずれ確実に発作を起こして死んでしまう。

 

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そして彼女にもその時は訪れた。

倒れこみせき込むエルレイン。そこへ現れた黄色髪の少年。

彼がエルレインに触れると嘘のように発作はやんだ。

 

エルレインは少年が感染してしまったのではないかと心配するが、その様子はなかった。耐性を持っているのではなく。感染そのものをしていないようだった。

手を放すとまた発作が起きることから彼がトロイを抑えているのは明白だった。

 

シスターには治療のほかにもう1つ使命がある。

トロイに感染しない人間をみつけだすことだ。

その体を調べ、トロイを完全に治すため。

 

少年キリの事シスター協会に伝えたエルレインはある使命を授かる。

それは協会本部までキリを連れていくこと。

そしてそれまでの間1秒たりとも手を離さないこと。

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当時僕は中学生。この設定に心躍りました。

 

しかし協会までの道中は決して楽な道のりでない。

それはシスターをねらう謎の暗殺者集団”ガゼル”の存在だ。

ガゼルは高い戦闘能力を有しており、シスターたちは逃げることしかできなかった。

 

だが対抗手段はある。

キリには特別な力があった。それは体に触れた相手と自分の身体能力を2倍にする力だ。そしてその力は、触れる人数を増やせば3倍、4倍と増えていく。

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手をつないだままでいなければいけない2人にとって、まさに

うってつけの力だった。

 

襲い来るガゼル、11人の幹部ガゼルメンバー、そして新たなる仲間。

世界をトロイから救うための冒険が始まる。

 

 

正直なところ3巻ではとても物語を書ききれておらず、最後の方はいかにも打ち切りという終わり方をしています。

作者の古味さんとしてもまだまだ描きたかったものがあったようで、ぜひともその部分を見てみたいです。

 

 

 

ストーリー   ★★★★★★☆☆☆☆


画力      ★★★★★★★☆☆☆


キャラクター  ★★★★★★★☆☆☆


お色気     ★★☆☆☆☆☆☆☆☆

 

(あくまで僕の主観です。)