無能なナナ
こんにちは。mangayomuzouです。
今回はこちら!
月間少年ガンガンにて連載中です。既刊2巻です。
物語の舞台から約50年前。地球に襲来した"敵"。
その敵に立ち向かうため異能の力を持った者たちを集め、孤島にて教育を行う学校。
そこに転校してきた柊(ひいらぎ)ナナ。彼女の能力は人の心を読むこと。
※ここから先ネタバレ含みます。
空気は読めないが、天真爛漫な彼女はすぐにクラスの人気者になりました。
しかし彼女の目的はみんなと仲良くすることではなく、みんなを殺すことでした。
人類の敵。それは異能の力を持つこの島のものたちだ。
そう謎の組織から言い聞かされたナナは組織の指示に従い、異能力者たちを相手に殺戮を繰り広げます。それが世界の平和に繋がると信じて。
心を読む能力というのも真っ赤な嘘。彼女自体は普通の少女です。
ナナは普段猫をかぶりクラスに溶け込んでいます。そして少しずつ情報を集め、確実に能力者たちを殺害していきます。
次々と減っていく生徒ですが、人類の敵によって殺害されたと思い込んでいるので誰もナナを疑うものはおりません。ただ一人を除いて。
無能力者のナナがいかにして強力な能力者を相手に暗躍していくのか、読んでいてハラハラドキドキさせられます。
最近ありがちな強力でド派手な異能力バトルではなく、基本は心理、頭脳戦です。
一風変わった作品を求めている方に是非おすすめいたします。
人類の敵とは本当にこの島の生徒たちなのか?ナナのバックに存在する組織とは?
まだまだ解明されていない謎は多いので、この先も目が離せません。
3巻発売が待ち遠しいです。
では本日はこの辺りで失礼致します。
ストーリー ★★★★★★★★☆☆
画力 ★★★★★★★☆☆☆
キャラクター ★★★★★★★★☆☆
ナナの有能度 ★★★★★★★★★☆
(あくまで僕の主観です。)