GUNSLINGER GIRL ガンスリンガーガール
こんにちは。mangayomuzouです。
今回は惑星のさみだれ同様、僕の大好きな漫画です。
相田裕さんのガンスリンガーガールです。
全15巻。電撃コミックスから発売されています。
少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ
この物語のキャッチコピーです。
舞台はイタリア。
政府は社会福祉公社という組織を設立しました。障害を抱えた子供たちを保護するというものです。しかしその保護された子供たちは体を改造され、薬よる洗脳を施されテロリストたちと戦っていました。
義体と呼ばれる少女たちとテロリストたちの戦いを描く物語です。
彼女たちは事件や事故で心や体に傷を負った状態で保護され、改造されます。
脳を残して体のほぼすべてをいじられ、残った脳も薬漬けにされ記憶を消されてしまいます。仕事をやりやすくするためです。
彼女たちにはそれぞれ担当官が付いています。担当官に付き従うことがすべてと洗脳されているのです。
この物語の見どころは少女たちの儚さにあると考えます。
ただでさえテロリストと死闘を繰り広げ、改造され薬漬けにされた彼女たちは、当然短命です。
戦って死ぬか、薬で死ぬか、彼女たちの未来はそれだけなのです。
彼女たちは死を恐れてはいません。恐れているのは担当官の役に立てないことだけです。
ボロボロになりながらも担当官のために戦い続けます。
薬漬けの程度は各々の担当官の判断に任されます。彼女たちのことをおもんばかって最小限に抑える者もいれば、徹底する者もいます。
しかし、必ず死は訪れます。
彼女たちは死の間際何を思うのか、彼女たちは幸せだったのか、そう思と胸が締め付けられます。
この漫画と出会ったのは約4年前でそれから何度も読み返していますが、いまだに頬を濡らしてしまうこともしばしばです。
久しく泣いていないな、という方がいましたら是非試してみてください。
ちなみに僕が好きなキャラはトリエラです。
ストーリー ★★★★★★★★★★
画力 ★★★★★★★★★☆
キャラクター ★★★★★★★★★★
儚さ ★★★★★★★★★★
(あくまで僕の主観です。)