監獄実験 プリズンラボ
こんにちは。mangayomuzouです。
今回は今までと思考を変えてデンジャラスな漫画を。
貫徹さん原作、水瀬チホさん作画の監獄実験プリズンラボです。
既刊4巻。双葉社のアクションコミックスから発売されています。
簡単に説明すればいじめられっ子がいじめっ子に仕返しする話です。もちろんそれにとどまる話ではありませんが。
壮絶ないじめを受けていた高校生江山藍都(えやまあいと)。明日からは夏休みのため、いじめられずにすむと考えていた彼のもとに一通の封筒が届きます。その封筒にはこう書かれていました。
‘監禁ゲーム‘と。
その内容は
1、監禁期間は1か月
2、監禁者は監禁相手を指名できる
3、監禁相手を殺さなければ何をしてもよい、殺した場合罰金1000万
4、ゲームの勝敗は名前当て監禁者の名前を当てれば相手の勝利、当てられなければ監禁者の勝利
5、勝者には1000万が賞金として与えられる
新手のいたずらかと疑いながらもゲームへの参加を希望します。
相手はいじめの主犯格桐島彩(きりしまあや)。
翌日、江山は指定された場所へと向かいました。そこには主催者側の人間と思われるスーツの男が。名前は原川。
目隠しをされ車で連れられた先にはすでに桐島が監禁されていました。
監禁部屋で仮面をつけ桐島と対峙する江山でしたが、監禁されてなお強気な桐島に怖気づいてしまい、何一つ復讐を果たすことができません。
そして現れるほかの監禁者たち。
彼らもそれぞれ監禁者が居り、江山同様ゲームを行っています。
また通常のルールのほかに裏オプションも存在します。
江山は裏オプションを使い、ほかの参加者三崎由乃(みさきよしの)の監禁の様子を盗み見ます。
そこで三崎は監禁相手を徹底的に拷問していました。
もう一人の参加者勝又誠司(かつまたせいじ)は拷問こそしないものの、金のため社長夫人を監禁。
そんな彼らをみて、
彼らのようにはなりたくないと思う江山。そして桐島に謝ってもらえれば今までの事をすべて許してもいいと思いました。
そう、この時までは。
翌日また監禁部屋に戻る江山ですが、そこで桐島の反撃にあい指をかみちぎられてしまいます。
お前が弱いのが悪い。吐き捨てる桐島。
直後、江山の様子が急変します。
容赦なく桐島に暴行を加え、指を折ります。
お前が弱いのが悪い。そう言わんばかりに。
名前当てゲームは7日に一度行います。素顔をさらした江山はどうやってこのゲームを続けるのか、ほかの参加者たち結末はどうなるのか。主催者の意図は?
そもそもゲームといいつつ圧倒的に監禁側に有利なルール、ゲームの進行上まったく必要のないほかの参加者の動向を探る裏オプションの存在など、気になる点は多いです。
このゲームの結末ぜひその目で確かめてください。
ストーリー ★★★★★★★★☆☆
画力 ★★★★★★★☆☆☆
キャラクター ★★★★★★★★☆☆
三崎のコワカワイさ ★★★★★★★★★★
(あくまで僕の主観です。)