たとえ灰になっても
こんにちは。mangayomuzouです。
今回は萌グロギャンブル漫画です。苦手な方はお引き取りください。
鬼八頭かかしさんのたとえ灰になってもです。
既刊3巻。ヤングガンガンコミックスから発売されています。
表紙の感じだとちょっとえっちな萌漫画と思われる方もいると思います。
確かに萌要素もありますが、グロ要素の方が多いです。それもエグイ感じの。
主人公四宮良真(しのみやりょうま)は幼いころに母が死に父も失踪してしまい、妹とふたりで貧しい暮らしをしてきました。
妹は病弱で入院していたのですが余命1か月と申告され、助けるには10億円でした。
当然そんな大金は用意できず、頼れるものもおらず、絶望していたところにナース服の女が現れます。
女はゲェムの話を持ち掛けます。勝利すればいくらでも金をえられるゲェムの話を。
キミは自らが望むモノのために命を懸ける事は出来るかい?
そう問いかける女に妹は自分のすべてだ、と答える四宮。
返答すると女は消え、手にはチケットが握られていました。
次の瞬間、四宮はトラックに轢かれズタズタにされます。妹の走馬燈が駆け巡り、天使が迎えに来るのでした。
気が付くと四宮は謎の空間にいました。そして姿が女性に替わっていました。
その空間には四宮と同じ境遇と思われる女性?が彼を合わせて5人いました。
いまいち状況がつかめない5人の前に例の女が現れました。
天使を名乗るクロエル。彼女は四宮たちを殺し、ここに集めたのでした。
泣き叫び喚き散らす女性たちを黙らせるかのように例のものを出すクロエル。
それぞれ金が必要な彼女たち。思わず見とれてしまいますが、反発する者も。
クロエルが名を訪ねます。
急に騒ぎ出す女性たち。それもそのはず横地と名乗った少女の体は骨がむき出しになり、内臓が飛び出て崩れ落ち、やがて灰へと変わりました。
名前を知られてはならない。
それがこの空間において最も重要な事です。
知られたが最後、体は元の自分に戻ります。死んだ自分の姿に。
仕方なくゲェムを開始する彼女等。
ゲェムを簡単に説明すると
1、サイコロを2つ振り、合計値が奇数か偶数かを当てます。
2、当たれば掛け金2倍、はずれは没収。
3、奇数偶数の賭はコインで行い、自分以外は何に賭けたかはわからない。
4、つまり嘘の申告をすることも可能。
5、嘘が通ればそれは真実となる。
6、嘘の申告だと思ったなら、それを追求できる。
7、追及されたものは真実を答える。
しかしこのルールだと皆が嘘をつき続け、誰もアタックを仕掛けなければ皆が金を得ることができます。
天使はいいやつなのでは?という楽観的考えが出始めますが、もちろんそんなわけないです。
8、ゲェムは10回戦。その間に必ず1人以上の掛け金を0にし、敗北させなければならない。
軍資金1000万を天使から受け取る4人。
残酷な天使のゲェムが始まりました。
騙し騙され殺し殺されゲェムは続きます。莫大な金を得て自らの望みをかなえるのは誰なのか、そして残酷な死は誰に訪れるのか。
結構グロイので気を付けて読みましょう。
ストーリー ★★★★★☆☆☆☆☆
画力 ★★★★★★★★★☆
キャラクター ★★★★★★★★★☆
グロ ★★★★★★★★★★
(あくまで僕の主観です。)
たとえ灰になっても 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
- 作者: 鬼八頭かかし
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2016/07/25
- メディア: Kindle版
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